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就職を語る

内定者が語る“就活”に強い!SANKAN

SANKANの学びのターゲットは、ズバリ「働く」こと。さまざまな仕事について幅広く触れる機会があるため、企業・業界に関する意識が自然に高まります。さらに、授業の中で課題として与えられるレポートやプレゼンテーションをこなすことで、就活時はもちろん、社会人として活躍できる力が身につきます。

多様な人々が幸せに働ける仕組みをプロデュースしたい。

アクセンチュア株式会社
長塩 彩加さん(兵庫県・芦屋高等学校出身)


長塩 彩加さん

大学受験の際、過労死や長時間労働が社会問題になっていたこともあり、人々が幸せに働ける仕組みを学び、考えることが今後重要なのではないかと感じ、SANKANに。日本のことだけでなく、世界の状況も知りたいとアメリカへの交換留学も経験しました。
実際に現地の人種差別を体験したり、自分と変わらない歳の女の子が路上生活をしている姿を目の当たりにし、世界の貧困や差別問題への関心が一層深いものに。帰国後も、労働現場での差別やダイバーシティ問題について積極的に学び知見を広げました。
就職活動ではこの学びを踏まえて、グローバルに働くことができ、ダイバーシティ問題に積極的に取り組んでいる企業を選択。多くの会社説明会に足を運び、たくさんの業界の方に出会って話を聞いたからこそ、自分が本当に働きたい企業に出会えたのだと思います。卒業論文でも、ダイバーシティ・マネジメントについて執筆しているので、この知識や経験を生かし、コンサルタントとして社会にダイバーシティ・マネジメントを広げたいです。

主体性と論理性を生かしてお客様のニーズに応えたい。

ダイドードリンコ株式会社
中尾 一貴さん(大阪府・清水谷高等学校出身)


中尾 一貴さん

SANKANでの4年間で一番成長したのは、主体性と論理性が身についたことです。毎週のようにあるレポート課題を通して、自ら進んで調べて分かりやすくまとめるということを繰り返すうちに自然と鍛えられたと感じています。
在学中に私がリーダーとなって、ムスリムが主人公のドキュメンタリー映画を制作した経験も、自分自身を大きく成長させてくれました。活動を通して文化や背景の違う人と価値観を共有することができ、視野が広がりました。また、映画を通して何を伝えたいのか、どうすれば人の心を動かせるかを考え抜いた経験も就職活動に大きく生かされました。
現在の内定先を選んだのは、飲料を通して人と社会を繋げるという業務内容が、これまでの活動とリンクしたから。マーケティング戦略を考える上では、論理的な思考力や率先してチームを引っ張る主体性が求められます。SANKANで学んだ働くうえでの関係づくりの知識も生かしながら、消費者のニーズに応えられる商品開発に挑戦していきたいです。

日本で暮らす外国人とその周りの人々の架け橋になりたい。

名古屋市役所
纐纈 まいさん(京都府・同志社国際高等学校出身)


纐纈 まいさん

英語で労働に関する文献を読む授業での、「誰のためでもなく、自分のために生きることを忘れずに」という先生の言葉が強く印象に残っています。就職活動など、人生で大切な選択をする際に、自分を信じて突き進む勇気をもらいました。SANKANの先生方は、一人ひとりの学生にしっかりと向き合い、労働を通して人生について考える貴重な機会を与えてくれたと感じています。
小・中学生時代をドイツで過ごしたこともあり、ドイツ人留学生との母国語向上のためのコミュニケーション制度を利用。文化や価値観の違う人のコミュニケーションをとる際に、相手を受け入れ理解する大切さを学びました。この経験から、地元の名古屋市で、外国人と日本人の架け橋になりたいと公務員の道を選びました。
外国人労働者の住みやすさには、彼らを雇っている日本人や、その子供が通う小学校など、外国人だけでなくその周りの人への支援も必要です。培った語学力を生かし、広い視野を持って、みんなが生きやすい世の中になるよう頑張りたいです。

物事を多面的にとらえ、冷静に対応する力が身についた。

西日本旅客鉄道株式会社
粟田 光博さん(大阪府・千里高等学校出身)


粟田 光博さん

労働にまつわる制度や規則について研究を通して、物事を客観的に見る力が身につきました。労働について考えるには、労働者視点と雇用者視点、両方の視点に立って考えることが欠かせません。互いの要求とその理由を把握しなければ、双方が納得できる解決策を見つけることはできないからです。さまざまなテーマで労働について考えたことにより、どんな物事も冷静に客観視する癖がつきました。就職活動では、エントリーシートや面接など、限られた時間・文字数で自分自身を的確かつ端的に伝える必要があります。ゼミでのプレゼンテーションやレポート課題などの経験を、入学当初から何度も重ねることができたため、情報を整え一番伝えたいことを抜き出す力が生かされました。
内定先の鉄道会社では、常にたくさんのお客様が行き来する現場で働くことになります。それゆえトラブルが発生することもあると思いますが、大学での学びを生かし、常に周りを見渡して冷静に対応できるよう、利用しやすい駅環境づくりに邁進したいです。

IT を使って、多くの人が幸せに働ける社会をつくりたい。

株式会社NTTデータ
大島 絢子さん(群馬県・中央中等教育学校出身)


大島 絢子さん

学生時代を1秒も無駄にしたくないと、国会議員事務所でのインターンシップ、短期留学、教育実習、宮城県石巻市での滞在、NPO法人での活動等さまざまなことにチャレンジしました。課外活動に挑戦しながらも学科の学びにも手を抜かず両立。ゼミの研究報告会では個人事業主における労働法適用をテーマに、ゼミ仲間と一致団結して取り組み、見事優勝することができました。研究と向き合い、仲間たちとも向き合った経験が、私を成長させてくれたのだと思います。
就職活動ではキャリアセンターやe-Careerシステムを最大活用し、多数のインターンシップに参加。業界・企業理解を深め、共に頑張る就活仲間とも出会えたことで、現在の内定先を見つけることができました。
ITを活用して企業のさまざまな課題解決や価値創造を行う通信業界で、「多くの人が幸せに働ける社会にしたい」という入学当初からの夢を叶えたいと思っています。将来的には自分でビジネスを立ち上げることが大きな目標です。

大学院で学びを深め、将来グローバルに働くための準備をしたい。

[進学]同志社大学 大学院(社会学研究科産業関係学専攻)
山﨑 智貴さん(大阪府・東海大学付属大阪仰星高等学校出身)


山﨑 智貴さん

SANKANでの4年間は、勉強と部活動、アルバイトの両立に力を入れました。就職活動をした際に、働くイメージがつかず、「自分はまだ社会のことを何も知らない、もっと労使関係についてきちんと知りたい」と思い、さらに学びを深めるため大学院進学を選択しました。また、将来的には海外の企業に籍を置いて働きたいという夢もあり、日本で修士号を取っておきたいと思ったことも理由の一つです。院進学後は、主に人的資源管理論について研究を深めたいと考えています。
グローバル人事の授業を受けた際に、日本の人事制度は特殊だと知り、目立たないけれど企業全体に大きく影響する人事という仕組みについて、もっと知りたいと思ったことがきっかけです。
労使関係や人事に関する知識はもちろん、研究の仕方について学べたことで、物事を見る多角的な視野を身につけることができました。この力をさらに鍛えながら、人的資源管理を軸にしながら何かもう一つ専門性を身につけ、将来グローバルに活躍できる人材になりたいです。

※ 2021年5月までに取材した内容をもとに掲載しています。