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from SANKANアーカイブ

2010年度卒業式が行われました

2011-03-20
諸事連絡 投稿者:【浦坂】


あいにくの雨模様となった3月20日(日)、15時より栄光館で卒業式が行われ、99名に学士、2名に修士の学位が授与されました。このたびの東北・関東地方の未曾有の大震災により、多くの学校で卒業式が中止や延期になる中、様々な想いを内に秘めての門出の日となりました。どのような困難が待ち受けていようとも、必ず乗り越えていってくれることを信じて、心からのエールと共に送り出したいと思います。

また、2006年度から、産業関係学科の専門科目(必修・選択Ⅰ)の成績が特に優秀だった卒業生(上位3名)を「産関賞」として表彰しており、卒業式後の学科による学位記授与の席で発表し、その努力を讃え、記念品を贈呈しています。栄えある2010年度の受賞者は、以下の通りです。

最優秀 林奈々恵さん(阿形ゼミ)
優秀  楢野裕之さん(阿形ゼミ) 王坤さん(三山ゼミ)

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3名の受賞者にクリスタル製のメダル(金・銀・銅)が授与されました。
さらに、首席卒業生の林さんには、副賞としてティファニーのボールペンが贈られました。

さらに、昨年度より最優秀卒業論文も表彰しています。
1月24日(月)に行われた卒業論文の口頭試問グループから優秀卒業論文を1編ずつ、計4編を選出し、その4編を厳正に審査した結果、最優秀卒業論文1編を決定しました。栄えある2010年度の受賞者は、以下の通りです。

最優秀卒業論文 石井智大さん(浦坂ゼミ)
標題「組織内の労働体系の違いが及ぼす影響-日本中央競馬における東西格差を事例に-」

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石井さんには、メダルに加えて、副賞としてウォーターマンのボールペンが贈られました。

皆さん、本当におめでとうございます。
受賞を誇りとし、これからますます大きく羽ばたいてくれることを、心から願っています。

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『"働く"を学ぼう-仕事と社会を考える-』が出版されました

2011-03-04
諸事連絡 投稿者:【浦坂】

働くを学ぼう

産業関係学科の教員全員で執筆した『"働く"を学ぼう-仕事と社会を考える-』という本が、人文書院から出版されました。この本は、比較的若い世代の皆さんに、社会に出る前、働き始める前にどうしても知っておいてもらいたいことを、それぞれの教員の専門分野を活かしながら、語りかけるように書いたものです。

産業関係学科での学びに興味を持って下さっている高校生や受験生の皆さんにとっては、学科案内としても利用していただけると思いますし、現役学生の皆さんにとっては、今まさに自分が学んでいる内容を確認し、位置づけるのに役立ててもらえると思います。

それだけでなく、これだけ"働く"ことに不安を抱かずにはいられない世の中で、何がどうなっているのかを少し立ち止まって冷静に考えてみることが、次の力強い一歩につながるのではないか、そのためのガイドブックとして幅広い年代層の方に読んでいただけるのではないかと期待しています。

是非多くの方に手にしていただけますように。

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"働く"を学ぼう-仕事と社会を考える-
同志社大学社会学部産業関係学科 編

はじめに(千田)
第1章 就活で燃え尽きないために(浦坂)
第2章 非正社員にとって優しくない国(三山)
第3章 女性が活躍する職場づくりとは(冨田)
第4章 資格ってなんだろう(阿形)
第5章 「働く」に関わる法的ルール(寺井)
第6章 賃金制度は企業社会を観察する<鏡>(上田)
第7章 より良い転職を行うためには(森山)
コラム ワーク・ライフ・バランス(寺井)・昇進と昇格(上田)・過労死(千田)
座談会 石田・森山・大久保(学生)・瀬藤(学生)・浦坂(司会)
ブックガイド

人文書院ホームページ
http://www.jimbunshoin.co.jp/

同志社高等学校の皆さんへ

2010-10-12
諸事連絡 投稿者:【阿形】


同志社高等学校の皆さん、10月8日(金)の産業関係学科説明会に参加してくださってありがとうございました。模擬講義と学科紹介によって産業関係学科のイメージがいくらかでも具体的になったとしたら幸いです。ここでは、いただいたご質問についてお答えしましょう。

「レポートが多いとはいっていましたが、具体的にどれぐらいのペースで、どれぐらいの分量のものを書かされるのかも話してほしかったです」

授業によって異なるので大雑把に紹介すると、一年次の必修科目では半年に四回ほど2,000字程度のレポートを書いてもらいます。夏休みの課題もあります。二年次以降は授業のバラエティが増すので簡単には述べられませんが、半年の授業で5,6本のレポートを書くことになるでしょう。字数は科目や担当者によって異なりますが、おおよそ一本あたり2,000字~8,000字といったところでしょうか。


「1回生~4回生でやる内容をもう少し詳しく知りたいと思いました」

授業の内容については、さまざまな媒体によって知ることができるので割愛しました。
カリキュラムの全体像はお配りしたパンフレットの2~3ページをご覧ください。学生からみた授業の様子は6~7ページからも垣間見ることができます。この学科ホームページにも同様の情報が掲載されています。より具体的な科目内容は、大学のホームページ「在学生」のコーナーの「講義概要・シラバス」という欄で検索してみてください。
また、社会学部では、10月末~11月初めにかけて授業体験を実施します。社会学部のホームページの「Information」に詳しい案内が掲載されています。授業体験では大学の授業に直接参加することができるので、高校の先生を通じて申し込んでください。
授業以外の学科の行事はお話ししたとおりですが、学科ホームページの「学科紹介ムービー」をご覧いただくとより具体的なイメージが湧くと思います。


「ゼミにはどのような研究分野があったのか気になった」

担当教員の専門分野や研究内容についても、さまざまな媒体によって知ることができるので割愛しました。
まず、お配りしたパンフレットの4~5ページをご覧ください。教員の研究内容の一端を知ることができます。大学のホームページには「研究者データベース」というコーナーがあるので、そこでより詳しく教員の専門や研究内容を知ることができます。学生によるゼミ毎の研究内容は、産業関係学研究会誌『We are SANKAN』をご覧ください。


最後に二つほど感想を紹介しましょう。いずれもお伝えしたかったことをよく捉えているなと感心いたしました。

「産業関係学と聞くと、あまりよく分からない学問だなと最初は思っていたけれど、根本は『働く』という私たちが生きていく上で必要なことが軸になっているのだと感じました」

「労働について学ぶだなんて、社会に出てみればわかることじゃないかと思っていましたが、社会に出るために必要な学問だとわかりました」

上のお二人の感想にあるように、産業関係学科では「働く」をキーワードにしたさまざまな学びの場面を用意しています。近い将来、社会に出て行くことになる若者が、大学で「働くこと」について多角的に学ぶのは十分に意義があることと考えています。今3年生の皆さんとは来春に、1,2年生の皆さんとは再来年以降に新町キャンパスで再会できることを楽しみにしています。

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