このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

from SANKANアーカイブ

ラーニング・コモンズ再び

2014-07-12
教員コラム 投稿者:【浦坂】


*ラーニング・コモンズって,「ラーコモ」って言うんですってね。以下,「ラーコモ」でお送りします。

先日,FYSの授業を臨光館の教室からラーコモに場所を変更して行いました。5月にラーコモツアーを実施した際に,ここで授業をしたいという声が上がったので,「新町からここまで移動するの面倒じゃない?」と聞いてみたところ,それでもいいというのです。結果,気分が変わったのか,教室でやるよりも集中していたような気がします。むしろ私のほうが,2講時に新町での授業を終えて,ダッシュでランチをして,ダッシュでラーコモに駆け込んだ段階で疲れ果てておりましたが(笑)。

ということで,これまでアクセスが悪いからラーコモは利用しない(利用できない)という話は余り聞いたことがないのですが,それでも新町拠点の学生は,「ちょっとラーコモに立ち寄る」ということがしにくいのは事実です。いきおい足が遠のいているかもしれません。そこで,ラーコモでは以下のようなポスターを作られたそうです。新町キャンパスに掲示されているらしいのですが,見かけましたか?

image-1


前回のエントリーで,「アカデミック・インストラクターやラーニング・アシスタントなどのスタッフの皆さんが,常にスタンバイしてくださっていることに計り知れない価値がある」と書きました。ポスターにあるように,「レポートの書き方を教えてほしい」「プレゼンテーションのアドバイスがほしい」「調査・分析の方法を教えてほしい」というような要望に随時対処してもらえるわけです。

最初そのことを聞いた時は,「それは助かる!」と思うと同時に,「それって本来,私たち教員の仕事だよね......」と考え込んでしまいました。いつでも遠慮なく研究室を訪れてほしいと思っています。しかし,実際問題として,授業があり,会議があり,出張があり,論文の締め切りがあったりする中で,直ぐに対処できないことも多々あります。そんな時に,先輩に相談するような感じで気軽にアドバイス(それも専門的な)をしてもらえる場(システム)があるというのは,どれだけ恵まれていることか。

違った角度からのアドバイスを受けられるというのも実に有用です。先生からの指摘で行き詰った時に,その先生からしか指導を受けていなければ,なかなか自力でブレークスルーを見出すことは難しいと思うんですね。もちろん,文献を読み込むことなどからも打開策が見えてくることはありますが,全く別の視点からのアドバイスは,ブレークスルーには欠かせません。私が学生だったら,自分の頭が足りない分は色々な人の頭を借りて,ありとあらゆる手段を用いて,次なる先生とのバトルに備えると思うけどな~(笑)。ホントに,私の学生時代にあってほしかったです,ラーコモ。

ということで,次回のコモンズカフェの案内も告知されております。
詳細は以下の通り。是非参加してみてくださいね。

**********

[第7回]同志社大学 グローバル地域文化学部 錢鷗
「新聞・TVだけではわからない現在の日中関係」

日時:2014年8月5日(火) 14:55-15:55
場所:良心館ラーニング・コモンズ 2Fグローバルビレッジ
参加対象者: 同志社大学に所属する学生,教職員
参加費: 無料
定員: 15名

8月は,グローバル地域文化学部教授の錢鷗先生をお招きします.
先生のご専門は日中学術史・比較思想文化史ですが,日中関係についても当然,深い造詣をお持ちです.
ここ十数年中国のメディア環境の変化・日本現代文化に対する認知が激変したとのこと.しかし日本にいるとなかなかそのような話は伝わってきません.
中国の現在の状況について自由にお話いただきます.
テスト期間の締めくくりとして,学年問わず,お気軽にご応募・ご参加ください!

COMMONS CAFE<コモンズカフェ>(6/12追記あり)

2014-06-10
教員コラム 投稿者:【浦坂】


昨年春,今出川キャンパスの良心館にラーニング・コモンズという学びのスペースが誕生しました。最初に足を踏み入れたときは本当にビックリ。こんなに充実した環境で学ぶことのできる学生の皆さんを,心底羨ましく思ったものです。

この施設を最大限活用してもらいたいという気持ちから,1年生のFYSでラーニング・コモンズツアーを実施することにしました。今年も5月上旬に図書館ツアーと併せて行ったのですが,そのときにスカウトされてしまいまして......この私が!!

それが,タイトルのCOMMONS CAFE<コモンズカフェ>です。
詳細は,こちらをご覧ください。私が参加した第5回(5/29)の内容も掲載されています。

こういう取り組みがあることは知っていました。
文学部・勝山先生の第3回のポスターを目にしていて,面白そうだなと思っていたんです(私もミュージカル好きなので)。でもまさか,自分がスカウトされるとは......。それに芸もなければ,気の利いた話をする自信もなかったですし。

ただ,お声掛けくださったアカデミック・インストラクターの先生方の熱意に強く心を動かされたのと,普段,ざっくばらんに会話できるのはゼミ生ぐらいなので,それ以外の学生さんとお話しできる機会も貴重なのでは?と思ってお引き受けすることにしました。何だかんだいいながら,こういうのが好きなんですね,私。

当日は,本当に色々な学部・学科・学年の学生さんが集まってくださり,あっという間の1時間でした。アディショナルタイムが30分以上あったにもかかわらず,まだまだ話し足りない!という感じでして......。私だけでなく,学生さんにとっても,たまたま今回のコモンズカフェに参加したことが,次につながる「何か」になってくれていればいいなと願っています。

当日の模様です。やたら楽しそうな私(笑)。

IMG_2390
IMG_2340

配布したレジュメです。パワーポイントで作りました。

IMG_2332

このコモンズカフェ,まだまだ続くそうです。
本当におすすめですので,是非参加してみてください。

それと,ラーニング・コモンズは,単にファミレスで勉強する,みたいな感じで使えるということに価値があるのではなく(いや,もちろんそういう価値もあるんですけど),アカデミック・インストラクターやラーニング・アシスタントなどのスタッフの皆さんが,常にスタンバイしてくださっていることに計り知れない価値があると思います。その辺りも含めて,皆さんがラーニング・コモンズをより一層活用できることを期待しています。

お世話になったスタッフの皆さん,本当にありがとうございました。
今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。

**********

(6/12追記)
次回のコモンズカフェは,初の京田辺開催だそうです。詳細は以下の通り。
今出川にも配信されるそうですので,是非参加してみてください。
今,注目されている再生可能エネルギーについてですね。

**********

[第6回]同志社大学 理工学部 馬場吉弘「グリーンエネルギー風力発電の可能性」

今回は初めて京田辺キャンパスにて開催いたします.
6月は,理工学部教授の馬場吉弘先生をお招きします.グリーンエネルギー,とりわけ風力発電とはどういうものか皆さんご存知ですか?エコな社会を目指すため私たちにできることは何なのか,先生のご研究と経験を踏まえてお話をいただきます.これから夏を迎えるにあたり,電気の消費量も増えていきがちですが,身近な電力について考えてみましょう.文系理系,学年問わず,とくに京田辺キャンパスの学生の皆さん,ご応募ください!

日程:2014年6月25日(水)
時間:4講時内(15:30-16:25)
開催場所: 京田辺キャンパス ローム記念館 劇場空間
ホスト:良心館ラーニング・コモンズ ラーニング・アシスタント
コーディネータ:同アカデミック・インストラクター
参加対象:同志社大学に所属する学生,教職員
参加費 :無料.フタ付きドリンクをご持参ください
定員 15名(応募者多数の場合は抽選)

<当日は今出川キャンパスへの中継配信を行います>

今年の新入生歓迎合宿は?

2014-05-06
教員コラム 投稿者:【浦坂】


今年も4/29(火),30(水)の1泊2日で,恒例の新入生歓迎合宿が,同志社びわこリトリートセンターで行われました。あいにくのお天気で,終始冷たい雨が降っていましたが,新入生はとても元気!世話役の3年生5名,教員8名と共に,15時からプログラムが始まりました。

まずは教員一人一人が自己紹介。4/1(火)の入学式,4/2(水)の学習指導・登録相談の時よりもくだけたスピーチが続きました。その後,3年生から自己紹介と学科についての説明があり,しばしブレイク。続いて「ブーストーク」と称して,新入生が8グループに分かれ,教員や3年生に気になることや分からないことなどを尋ねる場が設けられました。

そしてレクリエーションです。今回は,厚紙が20枚ほど各グループに与えられ,道具を一切使わずにどれだけ高さのある構造物を作れるかを競いました。

ん???これって何やら既視感が......。

そうなんです。
2年前の新入生歓迎合宿で,似たようなこと(マシュマロチャレンジ)をしていました。
あの時は,パスタを使ってマシュマロを突き刺すというような話でしたが,それを経験した新入生が今回の3年生というわけで......ちょ~っと芸がないような気もしましたが,新入生は割と前向き。それに比べて,そこはかとなくやる気なさげに装って,最初から予防線を張りまくる教員チーム(笑)。

20140429_164952

なかなか上手ですね。>新入生
これといったコツとか工夫があるというよりは,奇跡が重なって自立しているという感じでしたが(笑)。

20140429_164815

教員チームもそれなりに(笑)。

20140429_164827

このチームも上手だったんですけれど,この後の高さ測定の際に崩れるという悲劇が......。
ということで,成績順に夜用のおやつなどを分けてもらって,結構楽しそうな新入生でした。

さて,夕食はもちろん「美味しすぎる」ビュッフェなわけですが,教員や3年生が食堂に到着した頃には既に食べ始めていた新入生。いや,お腹もすいていたでしょうし,余りにもゴージャスなメニューですから気持ちは分かりますが,いけません,ちょっとお行儀が悪いです。食事は,皆で乾杯してから始めたかったですよね。

今回は,特に何か出し物をするわけでもなく,ゆっくりと食事を楽しむことができました。その後は,石田先生に卓球を挑んだりした人もいたようですし,それぞれの部屋で楽しい時間が過ぎていったことでしょう。昨年に比べて新入生の数が20名ほど少ないのですが,まとまりよくこれからの4年間を過ごしてほしいと思います。

お世話をしてくれた3年生の皆さん、お疲れ様でした。
来年は皆でフォーチュンクッキーとか踊りたいのだけれど,ダメかな?(笑)
色々なアイディアが出てくることを期待しています!

from SANKANアーカイブ