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from SANKANアーカイブ

「産業調査実習」中間報告会が実施されました

2014-12-12
授業関連 投稿者:【浦坂】


例年通り、「産業調査実習」の中間報告会が12/12(金)1・2講時に実施されました。今年は5名が「産業関係実習」の受講生の前で自分たちの研究の成果を披露しました。報告者の名前とタイトルは以下の通りです(報告順)。

大塚 雄太 『教育としてのインターンシップ』
呑田 翔希 『地方鉄道の存続と観光事業振興との結び付き』
亀井 伸太郎 『学生の起業に対する意識調査』
笠原 大弥 『企業の失敗と人事労務管理-失敗を起こさないために-』
福間 元気 『高等職業訓練促進給付金事業の意義と課題』

社会調査を自ら計画して実施するというのは並大抵のことではありません。課題も数多く見つかりましたが、いずれもこれまでの努力の足跡がうかがえる充実した報告でした。今まさに調査中の人や、この先にまだ調査を残している人もいます。まずは年末の報告書論文の初稿提出まで、あと一息踏ん張りましょう。

上田眞士先生、「産業関係実習」の受講生の皆さん、貴重なコメントをいただきありがとうございました。

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「現代社会と労働」オープンセミナー第二弾(12/25追記あり)

2014-12-01
授業関連 投稿者:【浦坂】


来たる12/23(火・祝)2講時の「現代社会と労働」では,ゲストスピーカーとして金田拓也さん(産業関係学科2002年度入学生)、株式会社セーフセクション(有料老人ホームmusubi)に勤務されている牧野優さん(産業関係学科2009年度入学生)をお招きします。

詳細は後日追記しますが,金田さん、牧野さんからは以下のメッセージが届いています。

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金田さん:
はじめまして、産関OBの金田拓也と申します。
2009年より社会人となり、現在社会人6年目。転職を2回行い現在3社目の会社で働いております。
学生の皆さんにとって社会人として働くことってなんでしょう?
『サラリーマンとかマジでダサい!!』、『営業とか嫌な客に頭下げないとあかんねやろな』というイメージでしょうか?
そういったイメージを私自身も持ってました。
働くことを考えて、そういったダサい社会人にならなくても生きていけるようにするにはどうしたらいいのか?
最近良く言われるワークライフバランスを取るにはどういった風に働けばいいのか?
自分自身のキャリアパス(働き方)を考えることで、自分の理想の生き方・働き方が出来ます。
そういったことを当日お伝え出来ればいいかと考えております。
また大人(社会人)に対して色々な疑問質問あると思います。(どうやって行きたい会社を選んだか、ぶっちゃけ仕事って面倒じゃない?等)
普段聞けないことや社会人に対する疑問を当日聞いて頂ければ正直にお答えします。
短い時間での話になると思いますが、学生の皆さんと一緒に楽しく有意義な時間を作れればと思います。

牧野さん:
2013年に総合職として入社し、現在まで介護職員として勤務しています。学生時代は産業関係学科で学んでいましたが、障害児ボランティアサークルに所属するなど、福祉にも関心がありました。卒業論文でも、介護職員が専門性をもって働くには?という疑問からテーマを選定しました。「就職活動で進路が決まるか」というところが大学生が悩む点かもしれません。社会に出て、働いて賃金をもらうという事はしたい事ばかりが出来るわけではありませんが、学生のうちにどんな風に働いていきたいかイメージを持とうとすることは、今後の自分を助けると思います。

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ということで,前回のオープンセミナーとは異なり,等身大の働く若者の姿を通じて,参加者の皆さんに「現代社会と労働」を,そして今の自分を見つめ直してもらえればと思っています。今回は司会進行や話してもらう内容の吟味も受講生の皆さんで担ってもらうつもりですのでお楽しみに!

この講義は受講生以外にも開放しますので,関心のある人は是非聴講してください。

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「現代社会と労働」オープンセミナー第二弾

日時:2014年12月23日(火・祝)2講時 10:45~12:15
場所:今出川キャンパス良心館2階 ラーニング・コモンズ
   プレゼンテーションコート
講師:金田拓也さん
   牧野優さん(株式会社セーフセクション勤務)

*受講生以外の聴講も歓迎します。事前の申し込みなどは不要です。ただし,会場の収容人数を超えるようであれば受講生を優先します。

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(12/25追記)

祝日(12/23)の授業日ということで若干参加者が少なめだったような気もしますが、無事にオープンセミナー第二弾が終了しました。今回はゲストスピーカーのお二人が文学部・社会学部の卒業生で、年齢が近かったこともあったせいか、終始リラックスした雰囲気でした。

最初に、お二人から15分ずつこれまでの歩みや今のお仕事について語っていただいた後、係の受講生二名の司会進行で質疑応答が始まりました。本当は、トークショーといいますか、座談会風に進める予定だったのですが、思った以上に質問が多かったので、座談会風になったのが残り15分の時点だったという......。そういう想定外の事態もあったわけですが、どういう形であれ色々と意見を交わしあえたのは良かったです。

実は、今回のゲストスピーカーはお二人とも私のゼミ生でした。そういう意味では、学生時代のことがよみがえってきて、こんなことを言うようになったんだなあ......と感心するやら何やらで、とても面映ゆかったです(笑)。

金田さんとは(当時私も若かったので)本気でバトルを繰り広げて、しょっちゅう「何を言っているのか分からない」と叫んだものですが、何を言っているのか分かるようになったのには驚きました(笑)。今でも危なっかしく思う半面、試行錯誤しながらも自分なりの道を進もうとしている意思と行動力には頼もしささえ感じます。「わが校の門をくぐりたる者は、政治家になるもよし、宗教家になるもよし、実業家になるもよし、教育家になるもよし、文学家になるもよし。かつ少々角あるも可。奇骨あるも可。ただかの優柔不断にして案逸をむさぼり、いやしくも姑息の計をなすがごとき軟骨漢にはけっしてならぬこと。これ予の切に望み、ひとえに願うところなり。」卒業の日に確認し合ったこの新島襄の言葉を体現してくれますように。

牧野さんはまだ卒業して間もないので、さほど印象は変わらないのですが、介護の現場で時間に追われながら仕事をしていても、自分の役割を認識し、仕事に対する向上心を持ち続け、にもかかわらず彼女らしい明るく温かい雰囲気は変わっていなかったことに安心しました。若いのにあの包容力はすごいな、と(笑)。彼女の優しさが介護の現場にあってよかったと心から思います。

お二人の今後に期待しつつ、その等身大の姿から参加者の皆さんが何かを感じ取ってくれたことを願っています。お休みのところ本当にありがとうございました。そして、司会進行をはじめ、事前の打ち合わせからゲストスピーカーのお二人とのランチまで頑張ってアテンドしてくれた二名の受講生にも心からの感謝と「お疲れさま」の言葉を贈ります。

<スマホで撮った写真なので暗くてすみません>

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「現代社会と労働」オープンセミナー第一弾(11/25追記あり)

2014-11-25
授業関連 投稿者:【浦坂】


来たる11/25(火)2講時の「現代社会と労働」では,ゲストスピーカーとして株式会社インテリジェンスHITO本部(Humanity, Intelligence & Talent for Organizations)採用開発部リクルーティングディレクターの佐藤裕さんをお招きします。

詳細は後日追記しますが,社会問題でもある早期離職や夢のない若者の増加,働くことへのネガティブなイメージについて皆で共有した上で,大学生の今,何をすべきか?社会で本当に必要な能力は何か?などを中心にお話しいただく予定です。また,その場で出来るワーク(能力開発のヒント)や,体を使った体感型の学びを入れながら進めていただけると聞いています。

この講義は受講生以外にも開放しますので,関心のある人は是非聴講してください。

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「現代社会と労働」オープンセミナー第一弾

日時:2014年11月25日(火)2講時 10:45~12:15
場所:今出川キャンパス良心館2階 ラーニング・コモンズ
   プレゼンテーションコート
講師:佐藤裕さん
   ㈱インテリジェンスHITO本部採用開発部リクルーティングディレクター

*受講生以外の聴講も歓迎します。事前の申し込みなどは不要です。ただし,会場の収容人数を超えるようであれば受講生を優先します。

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(11/25追記)

本日(11/25)無事にオープンセミナー第一弾が終了しました。受講生以外の参加者もちらほら見かけましたので,良い勉強になったのではないかと思います。私もオーディエンスの一人として,どちらかというと普段自分がやっている授業や講演等と比べてどうなんだろう?という目線で聴かせていただきました。

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思わず手帳を取り出してメモしてしまったのは,「ロジカルシンキング」のくだり。佐藤さんは,相手に「なるほど」と思わせ,さらに印象づけるように工夫することという説明をされていました。確かに,自分の思い込みや思いつきで話したところで相手を納得させることはできません。私もよくゼミや調査実習で「納得できないんだけれど」「納得させて」って言っているなと苦笑しました。あと,切羽詰ってくると「書いたもので私を納得させてくれたらそれでいい」とか言いますね(笑)。もう一つ佐藤さんのおっしゃっていたことで「自分の常識は人の常識ではない」という言葉もありましたが,まさにそういう構えの中で,いかにお互いに心を開き意思疎通を図っていくかが,これからの時代を生き抜いていく上で必要不可欠なチカラになると思います。

そのためには相手のことを良く知ること,対人理解力も求められますね。相手を知った上で,何をどう伝えるのかを考える。これも本当にそうだなと思います。佐藤さんのフェイスブックを拝見すると,ほぼ毎日のように異なるオーディエンスを相手に講演やセミナーをされていますが,これは同じようなことをやっている身としては驚異的なこと。恐らく,ある程度共通して使われる話題もあるとは思いますが,間違いなくそのオーディエンスに合わせてカスタマイズされている話題もあるはずです。今日のスライドでも,同志社のキャラクターBEN-Kがあしらわれたりしていましたよね。そういう佐藤さんの,この90分に注ぎ込んでくださったお気持ちが,受講生の一人一人に良い刺激となって,少しでもベクトルが上向きになればいいなと期待しています。

どんなに心が響いても,それが行動につながらなければもったいないです。最後に佐藤さんが示してくださった三つの言葉を挙げておきます。いつも言っているようなことなんですけれど,教員から言われるのと社会人の方から言われるのとでは,受け止め方が違うのかもしれませんね(笑)。

  • 社会とつながることで自己認知を高める
  • 日々の生活から意識して能力開発
  • 社会で夢をつかむために先を見ていこう

佐藤さん,お忙しいところご出講いただき本当にありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

*「現代社会と労働」オープンセミナー第二弾は,12/23(火)実施予定です。詳細は決まり次第アップします。

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