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from SANKANアーカイブ

産業調査実習・中間報告会

2009-11-27
教員コラム 投稿者:【森山】


11月20日(金)の1・2講時、産業調査実習・中間報告会が行われ、6名の3・4回生が研究発表を行いました。プログラムは以下の通りです。(当日の写真を、文章の下に掲載しています。)

  1. 西陣地区商店街の活性化について -住みやすい商店街を目指して-(中村 透)
  2. 社会人はなぜ大学院で勉強するのか? -社会人大学院は投資か消費か-(中川 謙) 
  3. インターンシップ採用がもつ有効性 (富永千尋) 
  4. 大学非常勤講師のストレスに関する研究 (早川 洋行)
  5. 社内行事による仕事意識の変化 -職場の人間関係からみて- (朝比奈 祐一)
  6. 体育会学生と就職活動 -体育会という環境作用について- (蘭 直樹)

実に多種多様なテーマが並んでいることにお気づきでしょうか。これは、個人個人の経験や関心を活かし、主体的に取り組めるテーマを選んだ結果です。例えば、蘭直樹君は自身の体育会の活動から感じたことをテーマにしていますし、朝比奈祐一君もアルバイトの経験から、職場の人間関係を築くのに飲み会が重要であるという視点から研究を行っています。産業関係学科は「働くこと」を扱う学問分野ですが、一言で「働くこと」と言っても、これだけ多様なジャンルと結びつき、且つ生活に密接した学問であることがお分かりになると思います。
また、我々教員は、学生が主体的に取り組めるテーマを選択することを奨励しています。よく「大学の勉強は役立つのか」と聞かれるのですが、答えはYesもでありNoでもあります。というのは、いくら良い教育を行っていたとしても、学生が受身の姿勢のままでは、全く効果がないためです。言い換えれば、主体的に取り組めば、例えどのような内容でも勉強になり、将来の礎となります。今年の6名に限らず、今まで私が関わってきた学生の中にも、主体的に研究(勉強)に取り組むことで、短期間に飛躍的に力を伸ばす例をたくさん見てきました。それはさながら、RPG(TVゲーム)でキャラクターがレベルアップしているかのような感覚です。突然、論理的に物事を考えられるようになったり、するどいつっこみ(指摘)を入れられるになったりするのです。
ただし、このような感覚は自分自身と戦って経験値を積んだ人にしか味わえません。教員にできることは、どのような経験を積めばレベルアップするかを指南することだけです。RPGで町の人や国の王様の話を手がかりに物語を進めるように、我々の言葉を手がかりに(しばしば反面教師にもなりますが)、自分を磨いていってほしいと考えています。

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ここが正念場

2009-11-11
教員コラム 投稿者:【浦坂】


この時期、「産業調査実習」の受講生は大忙しです。「産業調査実習」は、3年生の選択必修科目ですが、自分で研究テーマを設定し、そのために必要な調査を計画、実施して、報告論文にまとめなければなりません。今まさに、11/20(金)の1・2講時にR302で予定されている中間報告会に間に合うよう、全力で調査を進めているところなのです。
今年度は、以下の6名が奮闘しています。中間報告会は来聴大歓迎ですので、是非晴れ姿を見に来てあげてください。

  1. 中村透「西陣地区商店街の活性化について-住みやすい商店街を目指して-」
  2. 中川謙「社会人はなぜ大学院で勉強するのか?-社会人大学院は投資か消費か-」
  3. 富永千尋「インターンシップ採用がもつ有効性」
  4. 早川洋行「大学非常勤講師のストレスに関する研究」
  5. 朝比奈祐一「社内行事による仕事意識の変化-職場の人間関係からみて-」
  6. 蘭直樹「体育会学生と就職活動-体育会という環境作用について-」

さて先日、ある学生さんの調査に関連して、株式会社ディスコの人財部の方と30分余りお話しすることができました。採用活動でこちらにご出張されたついでに、色々とご協力いただけることになったのです。
そういえば何年か前、遠方にある某Jリーグチームへの聞きとり調査を計画した学生さんが、たまたま試合か何かでこちらに来られたついでに応じていただけたということもありました。懐かしいなぁ。あのJリーグ班3人組、元気に社会人しているかしら?こういうのは本当にめぐり合わせとご厚意次第なのですが、日頃のたゆまぬ努力と粘りが、運までも引き寄せるのかもしれませんね。
私自身は、就職活動を全く経験せずに進学しましたので、実際に採用を担当されている方のお話はとても新鮮で、刺激的でした。へぇ、そうなんだ~と感心することばかり(一応専門家のはずなのに)。現場は、机上にない面白さに満ち溢れているものですね。ついつい私が先走って学生さんの聞きとり項目を尋ねてしまいそうになり、慌てて自粛した次第です。
その株式会社ディスコさんが、以下の要領で説明会を行われるそうですので、ご紹介しておきます。就職活動も足で稼いでナンボ、ではないですか?ネットにばかりかじりついていないで、実際に顔を合わせて話すことを心掛けてみてください。ちょっと違った風景が見えてくるような気がします。

日程:11月27日(金)
   ①10:00~12:00
   ②13:00~15:00
場所:ハービスホール・ハービスENT 5階 会議室2
予約:ディスコHPより受付
   http://www.disco.co.jp/jinzai/new/event.html
内容:会社説明会・先輩社員への質問会

初めての3・4回生ゼミ合宿

2009-11-03
教員コラム 投稿者:【冨田】


私は同志社大学で教え始めて5年目ですが、今年初めて3、4回生一緒にゼミ合宿をしました。4年前に一度、卒論合宿と銘打って4回生とゼミ合宿をしたことはありますが、3、4回生一緒は初めてです。

9月21、22日の1泊2日、場所は同志社リトリートセンターです。同志社は琵琶湖西岸の北小松に充実した宿泊施設を持っており、産業関係学科の他のゼミも夏休みにここでゼミ合宿をしています。卒業生も利用できます。私のゼミを卒業した女性からの最近のメールに、「この夏休み、仲の良かった友だちとリトリートで泊りがけで同窓会を開きました。とても楽しかったです。卒業生も安い料金で利用できてありがたいです」とありました。

1日目午後はグランドに出て、3、4回生対抗キックベースボールです。夕食はアウトドアでバーベキュー、食後は体育館で、またもや3、4回生対抗の卓球です。キックベースボールも卓球も、なぜか3回生の勝利に終わりました。夜は、3回生、4回生ごとに集まって何かしていたようです。私も彼らが集まっている部屋をのぞきましたが、3回生はトランプで遊んでいる最中で、私も仲間に入れてもらい、つい長居してしまいました。2日目朝、みんな眠そうな顔で現れました。朝食よりも1時間でも寝たいという学生も数人いたようです。

私のゼミでは、ゼミ合宿をするかどうか決めるのは学生です。今年は、たまたま4回生と雑談しているときに、私も入れて(?)ゼミ合宿をしようということになりました。実は、私には声をかけず、ゼミ旅行と称して自分たちだけで遊びに行くこともあるようです。最初、「ゼミ旅行に行って来ました」と学生に言われたとき、「先生が参加していない旅行、ゼミ旅行というのかな?」と面喰いました。でも、今は、これもおおらかな同志社の雰囲気の一つかなと微笑ましく感じます。

合宿の写真を数枚、掲載しました。雰囲気を感じてもらえればと思います。

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