授業紹介

SANKANでどう学ぶ?

SANKANの特徴を一言でいえば「少人数教育」と「現場主義」。
学生同士や教員との距離が近く、お互いに切磋琢磨できる環境があります。
1年次から4年次まで、社会や産業の現場と関わりながら学びを深めていく仕組みが
整備されています。

「ファーストイヤーセミナー(FYS)」

大学での勉強方法を基礎から学び、グループ発表で総仕上げ。

1年次生 亀井千幸 大阪府・四天王寺高等学校出身

FYSは15人程度の少人数クラスです。春学期の半年間で、ビジネスメールの書き方、パワーポイントを使っての資料作成法、図書館での参考文献の検索方法など、大学での勉強方法を基礎から学びます。そのあと、週替わりでさまざまな先生の講義を受けてレポートを書く授業が続きます。レポート作成にあたってはまず自分の考えを一度整理する過程が大切だということを学びましたね。

印象的だったのは浦坂先生のキャリアプランの授業でした。課題は10年後まで考えた自分のキャリアプランを作成すること。これまでは楽しければいいという生き方をしてきて、初めて真剣に自分の将来に向き合いました。就職、結婚、出産......いろんなことがあるんだなあと思うと、授業で習った「女性の社会進出」や「子育て支援制度」などのテーマにも興味がわいてきました。

FYSの締めくくりは、グループ単位での発表会です。自分たちでテーマを決めて、資料を集め、まとめあげ、議論を重ねて発表、という一連の流れを経験します。私は観光産業をテーマに「ご当地キャラ」について調べたいと思っています。

写真:1年次生 亀井千幸

写真:授業風景 ファーストイヤーセミナー


「産業関係文献演習」

ディスカッションで視野を広げ、読解力とプレゼン力を養い、自らのテーマで論文を完成させる。

写真左/2年次生 北山望 富山県立富山高等学校出身  写真右/2年次生 松田広大 京都府・花園高等学校出身

松田 春学期では「人事管理入門」というテキストを読んで、レジュメを作って発表を繰り返しました。将来社会人になってからも役立つ読解力やプレゼン力が養われたと思いますね。秋学期ではいよいよ論文作成です。ぼくは教育業界にも関心があるので、一般企業と私立校の人材育成について共通する点、異なる点を比較研究して論文を書こうと考えています。8000字という長い論文はまだ手がけたことがないので、いまは期待と不安でいっぱいという感じです。しっかり学校側も取材して満足できる論文に仕上げたいですね。

北山 授業の冒頭に毎回、学生がそれぞれ新聞記事を持ち寄ってミニディスカッションをするコーナーがあります。そのおかげで私も意識的に新聞を読む習慣がついたし、他の人の意見を聞くことで視野が広がりました。課題論文のテーマも新聞の記事から着想を得ました。就職活動の解禁時期が繰り下げられるという記事を読んで、どうして? と疑問に感じたので、企業側・学生側両方の視点から調べてみたいと思っています。8000字とボリュームの多い論文になるので、長々と書いて論点が拡散しないよう、構成もじっくり考えたいですね。

写真左/2年次生 北山望 写真右/2年次生 松田広大

写真:授業風景 産業関係文献演習


「産業関係実習」

多彩な業界の実務の話を聴きながら、ヒアリング・文章作成・プレゼン力を養う。

4年次生 小林知加 京都府・同志社高等学校出身

毎週、学内外の講師が、さまざまなテーマで話をしてくださり、その内容についてレポートをまとめることの繰り返しでした。隔週で作成するレポートは3000字で、1学期に6本のレポートを書きます。それに加え1学期に2回、授業を受けて考えたことをグループで発表して、質疑応答を受けるという、けっこうハードな授業でした。けれども、ゲストスピーカーが何を一番伝えたかったのかを理解して、それを自分の言葉で文章にし、発表するという経験を重ねたことでヒアリング・文章作成・プレゼンの力がついたと思います。

ゲストスピーカーの方々は小売業の人事担当者や製造業の開発部門の技術者など、さまざまな業界の多様な職種の人たちでした。そういった企業の方から直接実務のお話が聞けて、質問も自由にできるというのはとても貴重な機会でした。仕事の現場ではこうだというお話を聞いて、逆に授業で学んだことはこういうことだったのかと、実感をともなった理解ができることもありました。3回生で就職についていろいろ考えていた時期なので、志望業界や職種を決める意味でも参考になりました。

写真:4年次生 小林知加

写真:授業風景 産業関係実習


「産業調査実習」

自らの問題意識を出発点に企業を調査。調べた事実をもとに論文を作成する。

4年次生 麻生詩織 大阪府立春日丘高等学校出身

産業調査実習は自ら調査して一本の論文を書き上げる授業です。春学期は先輩の書かれた論文を読んで、どんなふうに調査をしてどういうふうに書いていけばよいかを学びます。そして6月頃からそれぞれがテーマを決め、秋学期が始まる頃からは調査して論文を書くという流れです。

私は中小企業における女性の積極的活用をテーマに選びました。難しかったのは女性社員の頑張りを認めて、その有能な社員を辞めさせないよう育児休業制度や短時間労働制度を導入した会社を探すことでした。中小企業は大企業のような発信力をもたないので、新聞記事や行政のホームページなどを細かくあたって対象企業を探しました。取材できたのはIT、建築、製造業の3社です。女性の頑張りが認められれば制度が追いついてくるという実態を明らかにできたほか、たった1時間でも勤務時間が短縮されれば子育てをする女性には有意義だということもわかりました。また情報収集の仕方や社会人の方との接し方、言葉づかいなど授業で養った能力は就職活動にも役立ち、調査は女性として自分が企業で働くことを考えるうえでとても参考になりました。

4年次生 麻生詩織

写真:授業風景 産業調査実習


「産業関係学演習Ⅰ~Ⅳ(ゼミ)」

素朴な疑問から社会に目を向け、卒業論文へと結実させる。

4年次生 西岡駿 京都府・同志社高等学校出身

教育社会学を専門とする阿形先生のゼミに所属しています。ゼミでは文献を読んで、それについて自分の意見を発表し、全員でディスカッションします。自分の素朴な疑問や好奇心に素直に取り組みなさいと先生から指導を受けているので、卒業論文のテーマも個人的な疑問を出発点にしました。よくマスコミで「若者論」が語られますが、そこには論者の主観も入っているようです。本当のところはどうなのか。若者を採用して社内で育成している企業が若者に対してどんな見方をしているのか、調べてみたいと思いました。

実は3回生の「産業調査実習」のときに同じテーマで企業を調べています。そこでわかったのは、企業は「若者」ではなく、変化する「社会」に対応するために研修内容を変えていたということです。そのなかではもちろん企業は、そのときどきの若者に合わせて研修に工夫をしていました。その調査ではケース数が少なかったので、今年は企業調査を追加して充実した卒業論文を完成させたいですね。目標は2万字。社会・若者・企業、この3者の位置づけが「見える化」できるような論文になれば大成功です。

写真:4年次生 西岡駿

写真:授業風景 産業関係学演習Ⅰ~Ⅳ(ゼミ)


※ 2013年6月に取材した内容をもとに掲載しています。

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