人生を変えた(?)調査実習

人生を変えた(?)調査実習

2015-03-18

去る3/14・15の両日にわたって、日本NPO学会第17回年次大会が東京の武蔵大学で行われました。その際、第13回日本NPO学会賞表彰式が行われ、文学部社会学科産業関係学専攻2000年度生の小田切康彦さんの著作が優秀賞を受賞しました。受賞作は、以下の通りです。

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『行政-市民間協働の効用 実証的接近』法律文化社(2014/3刊行)
徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 准教授
小田切 康彦 著

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これだけだと単なる「卒業生の活躍」に過ぎないのですが、なぜ「人生を変えた(?)調査実習」なのか。

小田切さんは学部3年生の時、友達に引きずられて(だったと思う)うっかり私のゼミに入ってしまい、私が担当していた調査実習を成り行きで受講しました。その頃の調査実習というのが一番勢いのあった時期で、嘱託講師の小野晶子先生とTA2名という態勢で、とにかく何か新しいことをやってみようと近くのNPOにフィールドワークにでかけたのです。それがきっかけとなって、二つのグループがNPOを研究テーマにしました。それらの取組みがとても充実していたので、当時まだ若くて向こう見ずだった私は、「これって学会で報告してもいいのでは?」と思い立ち、学部3年生に学会報告をさせてしまったのです。その一人が小田切さんであり、その時の学会が日本NPO学会第5回年次大会であり、その時の報告タイトルが「行政とNPOの協働における事業委託の位置づけ」でした。今につながる最初の第一歩です。

今から振り返ると、学部3年生に学会報告をさせるのは、余りにも無謀というか怖いもの知らずだったと反省しているのですが、当の小田切さんはこれでNPOと研究の世界にはまり込み、大学院進学、学位取得を経て、12年後に学会賞を受賞するまでに至ったのです。表彰式には、奇しくも小野晶子先生(労働政策研究・研修機構主任研究員)もいらっしゃっていて、二人で小田切さんの受賞スピーチを聴きながら「立派になって......」と感極まっていたのでした。

大学には、人生を変えてしまうほどの様々なチャンスが満ち溢れています。
それを掴めるかどうかは自分次第。
私自身、少しでもそのことに気付く機会が与えられればいいなと気持ちを新たにした表彰式の夜でした。

小田切くん、本当におめでとう。
ますますのご活躍を!

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