仲間同士で学び合う

仲間同士で学び合う

2010-01-07

 「教員コラム」を読んでいる皆さんは大学での学習についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。高等学校までの教育では、おもに教師から生徒への一方向的なコミュニケーション・スタイルをとってきたと思います。先生の話をきちんと聞いていれば授業内容を理解できるしくみになっているはずです。それに対して大学では「自学自習」が強調されます。授業に出席して先生の話を聞いていれば自動的にわかるという形にはなっておらず、授業をきっかけに自分で調べて学ぶことが要求されているのです。
 とはいえ、一人で自習するのはなかなか大変なので、仲間同士で学ぶという方法が有効です。私の3年生ゼミでは毎年文献の輪読を行っていますが、毎回一人の報告者を立ててきました。今年度は人数が多かったので、苦肉の策として報告を二人一組でやってもらうことにしました。ふたを開けてみると、これが予想以上に効果を発揮し、レジュメの内容や発表スタイルに工夫が凝らされ、授業中の議論も活発に行われるようになりました。これは報告者が二人で相談しながら文献を読み込み、発表を準備してきていたからだと考えています。まさに仲間同士で学ぶという方法が功を奏したわけです。
 産業関係学科では、毎年1月上旬に3年生ゼミ対抗の「学生研究報告会」という行事を催しています。ゼミごとに自主的に研究した成果を発表し、優秀さを競い合うスタイルをとっています。ほとんどのゼミではメンバー全員で一つのテーマに取り組んで研究を行い、その成果を発表します。メンバーの個性を活かして役割分担し、相互の議論を重ねながら研究する過程はとても勉強になります。また、下級生が先輩たちの発表をみて、翌年以降自分たちが報告する番に回るため、年々内容が洗練されてきました。今年(2010年)は1月9日(土)午後に行われる予定です。行事の準備をしている学生によると、例年とは違った方法で評価するそうです。発表する各ゼミの工夫、裏方で準備をしてきた学生たちの工夫がどんな形であらわれるのか、仲間同士で学び合った成果を今から楽しみにしています。


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