同志社大学

教員メッセージ

福田 順助教

SANKAN50周年 節目の年に立ち会って

福田 順助教

1983年群馬県生。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。2014年同志社大学社会学部産業関係学科助教(着任)。主な担当科目は「労働市場論(1)・(2)」。

 この度は産業関係学科創立50周年をこうして皆さまと一緒にお祝いすることができ、大変うれしく存じます。私自身大学院博士課程を修了して初めて正規の職を得ることができたのがこの産業関係学科です。当時採用の通知をいただいたときの感動は忘れられません。また、幸運にも長い歴史を持つ産業関係学科の50周年記念事業に関わらせていただき、不思議なご縁を感じます。私自身記念誌作成に関わることで、産業関係学科は多くの方たちに見守られ、支えられてきたのだということを実感いたしました。また、私は群馬県出身ということもあり、同郷の新島襄先生が創立された同志社大学に関わることができてうれしく思います。まだまだ力不足で、研究・教育ともに悪戦苦闘する日々ですが皆さまの負託にこたえられるよう精いっぱい努めてまいります。さて、産業関係学科は50年という非常に大きな節目を迎えたわけですが、これまで学科の運営に携わってこられた先生方や、卒業生の方々が築いてこられた貴重な歴史をかみしめるとともに、今後産業関係学科はどのような方向に向かうべきなのか、考えざるを得ません。学科が誕生した1966年当時と現在の学科の状況は大きく変わっています。偶然にも産業関係学科が誕生した1966年は「ひのえうま」の年であり、出生率が大きく減少した年でもあります。また同じ年、中国では文化大革命という大きな動乱が起こりました。現在では「ひのえうま」を大きく下回る出生率が恒常的に続く一方、中国が新しい超大国として台頭しています。産業関係学科の歴史は日本が置かれた構造的な課題と関連して理解できるのではないでしょうか。産業関係学科という全国的にも極めてユニークな学科を今後どのように生かしていくのか、それは今後の労働・雇用のみならず社会そのもののあり方を構想することと、極めて密接に関連するように感じます。未来の学生に対してSANKANの財産を手渡せるよう、関係者の皆さまにはこれからもご支援よろしくお願いします。

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