同志社大学

教員メッセージ

樋口 純平准教授

産業関係学科 創立50周年にあたって

樋口 純平准教授

1975年愛知県生。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。2013年同志社大学社会学部産業関係学科准教授(着任)。主な担当科目は「グローバル人的資源管理論Ⅰ・Ⅱ」「産業関係実習Ⅰ・Ⅱ」。

 産業関係学科創立50周年にあたり、かつて本学科で学び、今は教鞭をとる者として、たいへん感慨深く思います。この間に、産業関係学科では多くの先生方が教鞭をとられ、また、多くの卒業生を輩出して参りました。先達である先生方は、教育においても研究においてもたいへん多くのご業績を残され、卒業生の方々は、民間企業を中心に各界でご活躍されております。こうした中にあって、産業関係学科の一教員であり一卒業生として果たすべき責務の重さを感じないわけにはゆきません。思えば私自身は、学生時代にご指導いただいた先生方の多大な影響を受け、浅学菲才を顧みず、大学教員として教育研究の道を志して参りました。この50周年という節目は、そのような自分に何ができるのかを反省と共に改めて問い直すよい機会のようにも思います。浅学菲才には変わりありませんが、研究においては、やはり産業関係学のアイデンティティともいうべき雇用ルールの研究に邁進すること、これを学問と実務の水際まで突き詰めて考究することが必要と考えております。近年では、雇用ルールに着目した実証的な調査研究が少なくなっているようです。その研究蓄積にささやかでも貢献することは、産業関係学科における雇用ルール研究の伝統を受け継ぐ努力に他なりません。また、教育においては、かつて私がご指導いただいたように、学問のみならずより幅広い活動を含めて学生に寄り添い、その志を支援できるよう尽力する所存でおります。本学には「倜儻不羈(てきとうふき)」というたいへん素晴らしい言葉があります。いくぶん僭越のようにも感じるのですが、私自身の教育活動においてもこうした自由主義の教育理念を受け継いでゆくことができればと考えております。この産業関係学科創立50周年に寄せて、かくのごとく気持ちを新たにし、私にできることをできる限り愚直に努力する姿勢を大切にして参りたいと思います。

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